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Posts from February 24, 2008 - March 1, 2008

02/27/2008

卒業に書き記したい『贈る言葉』 

大学の同窓会を3月にとの連絡が来た。もう20年近くの歳月が流れたんだと、そうそう今年は厄年。今日は日帰り人間ドックに行ってきた。まあ40過ぎれば、どこか悪いところも出てくるよなあと思いながらも自覚症状もあったから不安の中。

胃カメラも6年ぶりに飲んだ。超音波検査で、看護師さんに優しい声でお腹撫でられるのはちとドキドキした。

診断結果は特に異常なし。胸の痛み、かすみ目が酷いと告げたが特にドックのメニューからは体脂肪くらい。視力検査では今日は調子よく、1.5まで見えてしまった(; ̄ー ̄A アセアセ・・・胃カメラは飲むよりも結果が心配だったが、至って健康そのもの胃で、『綺麗な胃ですね。』とお墨付き。

カメラは前回の苦しさからするとずっと楽だったが、先生が胃カメラ入れながら質問するが、当然ながら咥えていてしゃべれない。しかし、俺は律儀に話したけど、ほとんど言葉になってない。普通、胃カメラ咥えたやつに話するかあ~。

ドックの検診と検診の間では、休憩時間もあるから読書に勤しむ。

『甲子園への遺言』を完読した。

長嶋茂雄氏の『野球は人生そのものだ。』といわんばかりに、この高畠導宏氏も伝説の打撃コーチと言われる所以が明らかに。

高畠氏の指導の究極は人間心理学、メンタルトレーニングに結びつけている点だ。ただ野球技術を教えるのはコーチではないと奥の深いところ。人として生き方を選手に教えている。30年のコーチ人生の教訓は、『コーチの仕事はほめること』ともあった。

特に欠点を指摘するのは誰でも出来る。また意外な点は、欠点を直すのは無駄、無理ともあった。長所、いい点を伸ばすに心掛けるというところにポイントがあるようだ。

事実、コーチ時代に育て上げた選手は数多く、また才能を開眼させるまでに独自の練習方法を取り入れてとことん教え込む。ロッテの西村選手をスイッチヒッターにしたこと。あの10・19。近鉄がダブルヘッダーでロッテ高沢に、同点弾を浴びて阿波野がひざまずくシーンを思い出すが、高畠コーチの存在があったんだと気付く。

高畠流のコーチ学は、それが『言葉の大切さ』、『人間心理』に繋がっているとも説く。

個性豊かな人間、一人一人違った指導。その選手にあったマンツーマン指導が出来るコーチであるからこそ、長年多くの選手に慕われてきた伝説のコーチ。そして短かった教師生活でも、生徒の長所を見抜く力に優れ、また指導にインパクトがあり、生徒にも受け入れられた訳であると・・・・・・。言葉の偉大さ、相手の心を掴む情熱、そして「気力」、精神力。最期まであきらめない心。

入院して5ヶ月で死去。余命を宣告されながらも、野球への情熱は忘れずに本当に寸前まで、気力を落とさず、頑張って生きてきた人なんだとあらためて感動した。

高畠氏の好きな言葉に『覚悟に勝る決断なし』

実践して生きてきた高畠氏だからこそ奥の深い言葉に聞こえる。

メモを取りたい、感銘受けた言葉を並べてみると

『才能とは逃げ出さないこと』

『平凡のくり返しが非凡になる』

単なる精神論だけでなく、原点は南海時代に学んだシンキングベースボール。野村、ブレイザーの影響が大きく確固たる野球理論を持ち合わせていたからこそ奥の深い指導、相手の才能を見出し伸ばすコーチングに繋がるのかと感心。究極が学校の先生を選んだというのが、自然の流れであるとも思えてきた。

息子にこの本を読ませよう。野球の勉強にもなるし、人生の教訓にもなる。

ああ、それから、学校の先生にも。俺も少し片棒を担いでいるので、読んでよかった。

それと、定年を待つばかりで仕事もせずにのほほんと過ごしてる給料泥棒の上司にも読んでもらいたい。高畠氏の爪の垢でも煎じて飲ませたい上司が一杯いる。(;¬_¬) ジロッ

02/24/2008

おすすめの1冊 『甲子園への遺言』~フルスイング最終回感動した!

フルスイング最終回見たよ。高橋克実が演じる高林先生の最期のホームルームの『氣力』、最後のエール、”フルスイング”には感動した。

Fscap0967 「九回裏、ツーアウト、ランナーなしでも、何点離されていても、あきらめない気持ち、これが氣力だ。氣力は人を思う事で強くなる。思われる事で、もっと強くなる」

30年間プロ野球の打撃コーチを勤めた高畠導宏氏。教え子には、落合、イチロー、田口、池山、古田、小久保、サブローなどなど・・・「チンチンブラブラ打法」(←ホントだよ)など培った独特の打撃理論から選手指導にあたり慕われ、多くのスラッガーを育て上げたことで『伝説の打撃コーチ』の異名をとり、引く手あまたでプFscap0972 ロ野球界で生きて行かれる人物であった。その氏が、50代半ばで高校教師を目指して教員免許を取得し、社会科教師として『甲子園』いや『3年後には全国制覇』を目指すということからも、すごい氣力の持ち主であることが窺い知れる。 失礼ながら、高畠氏のことは、コーチ時代をあまり把握していなかったが、うっすらと話しを聞いていて興味を持ち、さらにNHKでドラマ化されたということもあり、原作本である『甲子園への遺言』門田隆将著を読んでいるが、改めて高畠導宏氏という人物の偉大さを知ることになる。 

彼ほど『氣力』の大切さを説き続けたコーチはいない。誰よりも早く起きてバットを振り、どんな逆境でも最大限の努力をする。気力でそれを克服することを重んじた。

“気力”は、一朝一夕にできる事ではない。まず、心の中に燃えるような熱意をもつことである。そしてその熱意を持続せしめるのである。持続させるためには反復が必要で、常に積極的な熱意を意識している必要がある。無意識の世界、ただなんとなくという意識からは決して“気力”は生まれてこない。

Fscap0973 番組で高林先生を演じた高橋克実も浅黒く、何となく高畠氏に似ていて、雰囲気は、たぶんはまり役だったと想像する。脱線するが、『象の背中』では、あまりキャッチボールは上手ではなかった酒屋の店主役だったが・・・ 

プロ野球の世界で多くの選手に出会い、ともに汗を流し、選手の個性を見抜く洞察力に優れているからこそ、また、生徒を見抜く力を持ち合わせているのだと思う。50代も半ば過ぎて新人教師だなんて、想像を絶するが、最期まで努力を惜しまず諦めない、人生訓を持ち合わせている高畠先生であるからこそ、胸に落ちる言葉を綴れるんだろうと思うし、選手たち、生徒たちの心をぐっと掴めるのであろう。高校教師になって1年足らずで膵臓ガンに倒れ志半ばの60歳で死去。もしも病で倒れることなく高校教師として、また高校野球の監督を務めていれば、またすごい伝説を作っていただろうと、悔やまれる声が原作本でも綴られている。早速、受け売りで、人生訓を家族にこの本の一部を紹介。特に中学野球をやっている息子に

・・・本の一節より・・・

人生そのもので大切な伸びる人の共通点

1. 素直であること

2. 好奇心旺盛であること

3. 忍耐力があり、あきらめないこと

4. 準備を怠らないこと

5. 几帳面であること

6. 気配りができること

7. 夢を持ち、目標を高く設定することができること

勝負の世界に生きる人間にとってそれはどれが欠けても“一流”にはなれない必須ともいうべき条件の数々である。と・・・・ そういえば、1年以上前に、当時息子が所属する少年野球のコーチが納会でこの本の紹介をしていたのを思い出した。そのコーチもこの本から多くを学んだと子供達に説いていた。

まさに高畠氏の生き様が多くの人に色々な部分で感動を与える。やる氣、氣力を奮い立たせてくれるのだろうと思うので、おすすめの一冊だと思う。

俺も、40歳で転職。まさに40歳の新人で嘆いてはいられない。まだまだ定年まではあるし、まだまだ氣力を振り絞らねば・・・今日も仕事に勤しむ!

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